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二度目の「Cut down the puppet strings」 その1

 2011-12-01
SUICIDE ALIレコ発記念 単独接続公演
「Cut down the puppet strings」


2011.11.23(Wed) 目黒LIVESTATION
OPEN 18:30 / START 19:00
ADV ¥2,500 DOOR ¥3,000(D代別)
出演 SUICIDE ALI
O.A. アムじい

入場者特典(ストーリー小冊子)
新音源先行発売購入者特典(11/3ファッションショーチェキ)



ピラミッドみたいに、いや、ピラミッドでなくてもいいんだけど。
階段状になった複数の面が一つの頂点を目指す図形。

めいめい長い時間をかけて階段をのぼって、今日この日に
「せーの!」で、すべてが同じ頂点に揃った。
どれかが出過ぎたり、どれか遅れることがない。奇跡のような一日。

演奏だったり
ここ一年で出た楽曲だったり
テンションのもって行き方
紙芝居
衣装
化粧
ライヴとセットリストの構成
手製のステージセット
バンドのストーリーの明示の仕方、ないし ストーリーと音楽の摺合せ。

全部いっぺんにそれまでの最上級のものが出てきた。(春泥のメイクだけあまり好きでなかったけど)
私の中でちくちくと溜めて溢れるたびに捨ててきた、
「こういうスイアリが見たいな」が、なんかいっぺんに出てきたよ。
これから先が想像できなくなるくらい。


そんなこれまでの記憶を飛ばして、これが今日初めて見るスイアリであっても
ああ、なんか黒くて変でだいぶおもしろいバンドがいるな!と思った。と思う。

SUICIDE ALIは、ファンタジー小説のような設定とか、ストーリーがあって、それぞれ役名がある。
とにかく外から見るとなんだか七面倒なコンセプトを背負いながら一本気に活動をしているバンド。

かつて、インタビューで彼らはいいました。
「“音楽だけでは表現しきれないんだけども、
音楽が無ければ表現できない”っていうところを突いていきたいというか。」

バンドコンセプトと、楽曲、ライヴ、これらをコーディネートして初めて、世界観。
この発言はたぶん2007年になされたものですが
これぞまさしくヴィジュアル系!ひゃー!と感銘を受け、ストーリー蒐集を趣味とし今に至ります。

あのね、バンドがコンセプトとか世界観とか抱えるっていうのは、ものすごーーーーく重たいことだと思うの。
こういう設定だから、こうあるべき。とか
こんなのは似合わない!とか。
「世界観」を背負うバンドは、現実からなにかを囲って異空間を創ることの狭さを楽しみ、その制約の重みを受け止めなければいけない。

自分で作り上げたはずのそれが、時に重圧となり、大衆化を妨害する砦であり、
やがてバンド規模が大きくなると、足枷になったりわすれられたりなかったことになるのだ。
(当初ヴィ●ールのコンセプトはオカルトロマンスでしたね。)

ここまで明確にストーリーとか紙芝居とかやってると、
「スイアリは細かい設定があってわかりづらい!」って人もまぁ世界のどこかにはいるんじゃないかな。
それでもずっと第三世界ファイフィルシーアが~とか神の子が~とか言い続けてくれるんだろうな。と、どこか安心しながらライヴ行ってる。

ヴィジュアル系バンドにおける世界観とは、
一般的に理解しがたいものの部類に属し、扱いがめんどくさく、時に恥ずかしくもあり、
それゆえ強烈に頭にひっかかり、そのことについて深く考えてしまうもの。

なにより見るヒトに考える余地を与えてくれる素敵なもの。
そんな重たいものをずっと抱えて、見せてくれるアーティストが好きなのだ。

自らを役者とし、ストーリーと思想に意味のある衣装、化粧、グッズ、ステージセット
加えてファンタジーなのに円陣気合入れと拳とヘドバンだらけ。という奇妙さ。
おもしろい。


一番最初のワンマンを見そびれたのでそこについては言及できないのだけど
ここで2009年のワンマンを越えてほしいな。とちょっとだけ賭けていた。

今日がまぁまぁふつうのライヴで、いままでよりちょっとテンションが高いくらいだったとして、
これから先通いつづけてまったく惜しくないバンドだけど。


初期のがむしゃらで、見てるだけで熱くなるような、根拠のない上昇気流のような猛々しさはきっともう帰ってこない。
あれはあの時いた全員で作った勢いだから。

ラビシャンが加入して、演奏の安定感もさることながら抒情性とか、円熟味、というか
バンドに艶が出て、いいな~!って思ったのが2009年のワンマンで、

そのさらにもう一つ上って、どんなんだろうな。というのをずーっとずーっと考えてた。気持ち悪い。うん。


ステージセットでびっくりしたことと
入場特典で初めてストーリー付の小冊子が配られたことと
衣装がここ最近で一番似合ってたことと

兎に角全てのベクトルが全力で「ファイフィルシーア」という異世界に向けられていたことと、バンド本体のコンディションの良さですごい相乗効果だった。

「物語の明示」と「音楽」が今までで一番いい形でお互いを補完し合っているな。
世界観大好きなバンギャル的にも、いままでネチネチとストーリーを蒐集してきたスイアリオタク的にもかんどうした。という感想でした。


細かいところは後に続く。

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