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成りたい自分をコーディネート

 2011-02-19


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高校時代の部活仲間であり、盟友の弟君であるところのそういちくん(あだ名:みそ汁)が、なんか舞台をプロデュースしたらしい。というので、某国立大学の劇場まで見に行った。彼の姉(あだ名:じゃこび)は横浜あたりから飛行機で遠征してきた。

あ、役者じゃないのね。プロデュースなのね。

キャパ200いかないライブハウス程度の空間に舞台セットがどばーん。
敷き詰められた衣類の絨毯、各所にオブジェのように積まれたトイレットペーパー、マイルドセブンを模した倒れかけの電柱、踏切、病院のベッド、蛍光灯、つり革、さかさまの信号機の上にはフィギュア。
なんかこう、「ハイセンスな手作り感」。

舞台の内容もそうだけど「よくこんだけ気持ち悪いものばっかり作ったなぁ!」という感想。
※褒めている

倒錯したサブカルのアングラがやりたい!っていうのが滲み出でた。

で、話の内容自体は「入院中の病弱な凡そ思春期の青年が、看護師に変な注射を打たれて『夢の国ニッポン』にトリップ。成りたい自分になれる夢の世界に酔い、『この世界をほんとうの現実にしたい』と思うが、そこには…。」みたいなまぁ「夢と現実」の境目に思いを馳せてみたというところが作品のテーマである印象を私は受けました。

主題、としては非常にシンプル。陳腐と言ってもいい。
秀逸だったのは、多数のパロディー(細部)から主題への帰結だったねぇ。

音楽、文化、教育、テレビ番組のパロディー。就職へのパロディー(大学生だなぁと思った)。
とにかく元ネタを拾っていくと限りがないくらい過剰なパロディーのオンパレード。
一挙一動、あれはあのマンガのパロディー、これはあのアニメのパロディー。

大事なのは、「元ネタがわかって楽しい」、だけではなく、「なぜそのネタが引用されているのか」が、おそらく主題である「夢と現実の境目」になんらかの形で帰結していくということ。
なんとなく細部を追っていくと、実はなんとなく主題との整合性が取れたギャグである。という手法。
(あくまで『なんとなく』ですよ)

映画「木更津キャッツアイ」とか「パッチギ」とかこんな感じだよね。あ、パッチギはちがうか?

夢は夢だから夢なのであって、『この夢の世界こそを現実にしたい』と主人公が口にした次の瞬間に、現実にすり替わった夢に逆襲され、夢の中の暗殺者(F.マコト:必殺仕事人のパロディー)あたりに殺されそうになる。というのがああなんか古今東西の人間の業だなぁと思う今日この頃。


ばんぎゃるのさくやさん的には「答えは…!ラルクアンシエルです…!」「正解!」がツボにはいりましたとさ。


テーマとかコンセプトを決めて、衣装、化粧、言動、歌詞の世界をそれに沿わす。という意味ではああヴィジュアル系も変わりませんよねぇと思うのですが。どうでしょうか。ていうかそんなバンドばかりが好きだわたし。


兎に角休日も虚構を楽しみました。

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西東プロデュース    左手で蚊をつぶした公演
『病室ロマンス』       作・演 さいとうそういち
公演詳細
http://shanpro.exblog.jp/



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