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海は綺麗な行き止まり。

 2011-03-28

「施錠」

2011.3.20(sun)西九条BRAND NEW
OPEN:17:00  START:17:30
ADV¥2000 DAY¥2500 (D代別)

【出演】Vardinal / SCISSORS GARDEN / UNRAVE / SUICIDE ALI / クロ×ヒメ / Kathakali



“このままどこまでも走ってくれたらいいのになぁ、と思った。
 どこまでも走るときっと海にでるだろう。
 気持ちが疲れたとき若い連中が海を見たいなんて言うのは、
 とりあえず海が見える所が行き止まりの場所だからだ。
 あとはボートがなければ進めない。
 ここまで来たからいいじゃないか、そういって自分を納得させる。”

  「テニスボーイの憂鬱」 村上龍




・Vardinal
スジ盛りで黒くてとりあえずハードでラウドで
あー曲はなんかサディみたいな?
こういうバンド多いねぇー。こういうバンドで、でも「このバンドじゃなきゃだめ!」と思わせるのは相当難しいだろう。
しかしこの手のバンドに限って常に客が一定数いて頭を振っている。うーん。
MCがグダるのよくないと思いますみたいな。




・SCISSORS GARDEN

わーいRAREさまだぁ。でかい。あのひと190くらいはあるんじゃないか。
黒いゴス服で長身細身の成人男性が打ち込みで一人で歌ってる。
何年ぶりかに見て音源とか持ってないのに3曲目に聞き覚え。
あの、ずっとライトが逆光で、シルエットのみ。みたいな感じなんですけど
肩のラインとか手の関節が痩せてごつごつしてるのいいね。
お経みたいなくらーい歌をぼーっと。ああ息するのしんどい。空気重たい。しんどいの楽しい。
体調が悪いときに見ると間違いなく悪化しそう。

後で「アンミュレを油でカリカリに揚げたらこうなる」とか主張したけど誰の同意も得られなかった。
じとーっとしてるのに水分皆無。



・UNRAVE
最初に出たバンドと同じ雰囲気で演奏がまだましで見た目のレベルは一緒で
中身がちょっとサッズっぽくて聞ける。
あんまり押しつけがましい煽りじゃなかったのも好感。
髪がピンクになっていた。



・SUICIDE ALI
※頭を振っていたら終了しました。

今日のセットリストすごい!ひどい!
バンギャは黙ってヘドバンみたいな。
いや、見たかったら棒立ちでもなんでも見てればいいとか思うんですけど頭振るのたのしいなーあはは。
先日からニュースを見ながら腹の底にたまってた不安とか、ヘドバンで吹き飛んだ。さくやさん単純です。
ライヴっていいよね。それができる、楽しめるという余裕も含めて、いつまでもあってほしいもんだ。

春泥さまの煽りがシャウトになってた。
よれよれの頭にシャウトならかろうじて違和感がない。
スイアリの人にフツーに喋られた時の違和感はドアラが喋るくらいの事件である。
今日は本気でただ曲に合わせて暴れるだけにつき、演奏?いいよいいよコケてないから!
しいて言えば歌が取り立てて強かったね。
Stitch DoLLがしみじみと良い曲。
や、でも暴れ曲だけでもこんだけ雰囲気のちがう曲できるんだからスイアリすごくね?っていうのは贔屓目でしょうか。
あんまり甘さのないセットリストが好き。

FSで土下座ヘドバンして終了。背中…背中がいたいです。春泥のしたくちびるのふぁん。えへー(半壊)
いまこそラビシャンの下半身露出の重要性を真面目に語りたい。


~S.E~
1Traitor
2笛吹童子
3Stitch DoLL
~S.E~
4Perpetual check
5レバンデッシュリング
6Favorite song
~S.E~



・クロ×ヒメ
登場した時の印象がいつも「ちいさくて華奢でかわいい衣装着たバンギャル」なのに
動き出すとちゃんと「バンドマン」なんだよね。煽る煽る。
メンコがある曲最近やるバンドいないからどこか懐かしかったり。
いつみちゃんかわいいー。
曲を覚えるくらいにはぼちぼち見てたので、もったいないなぁって気持ちもあったんですけど
解散っていうのは解散する方になってみないとわかんないだろうなぁ。
ライヴで出し切って、泣きながら挨拶してる人を見ながら。
それ以上の感想が出てきませんでした。




・Kathakali
蓮のイントロでやっぱり少しだけ泣いた。

気合十分。
歌も演奏もギミックがちりばめられていて
温かみがあるんだけど、「表現」っていうものに対して一本冷酷なまでに筋が通ってる。いつも以上に強く。

これが最後だということと、主催でもワンマンでもないってことと
今日限定とも言えるこの動員の多さに腹が立っている。関係者らしきを差し引いても。
いっつもこの半分くらいいたら、あるいは。
ちょう怒ってる。怒ってるよ。どうしようもないっていう物分りがいいから何も言わないだけで。
怒るあたりが人間のなってなさが露呈するよね。笑えない。

解散するバンドはさ、海を見ちゃったんだねぇ。と。さいきん。
海はすべての道の行き止まり。
横にそれたり引き返せば、まだ歩ける道もあっただろうに。
どうしても自分の向かいたい方向に海が存在するのなら
それはもう止まるしかない。
Re:Kathakaliでやっていく道を選ばなかったということに一定の納得を覚えていたりする。うーん。

まだ聴きたい曲があったな。
ほんと、他に追随するバンドを見ない。

ガラパゴスなバンドが好きなんですよ結局。
「衣装と化粧と音楽のトータルコーディネートである」っていう土くれだけ持ち出し、誰も考え付かないような独自の進化を遂げた。

そんな異端なアート集団でありながら、
後ろ手にプライドの高い孤高のバンドマンであった。ということまで含めて好きだ。

「誰よりも異端であってほしい」と
「でもそのジャンルに居てほしい」
っていう無理難題のギリギリのところが、理想の一つが、Kathakaliで叶ってしまったから。
そう、これが最果て。
その損失の甚大さを噛みしめるのはもう少し先の話だろう。
これから出会う好きになるべきすべてのバンドの前に、今日の光景が立ちはだかると思うね。
歳をとるって、そーゆーこと。
「夢の中でなく今はここで咲く」って歌ってくれる人が、もういない。

だからしばらくは今日のこの素晴らしいKathakaliの生きざまを反芻しながらわたしは深く怒ってるんだと思います。
あーもう!





01.プラスティックヘブン
02.新世界
03.シャングリラ
04.最果ての街に
05.蓮

EN
06.Feel Fine



頭の整理ができない。したくない、の方が近い。
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